熱湯で木を曲げる方法:やり直し|自作ティンパニフレームドラムの製作

2017年1月28日土曜日

自作ティンパニフレームドラム

t f B! P L

前回のがうまくいかなかったのでもう一度挑戦。今度は板の大きさを小さくしてシンクに浸かる大きさにした。お風呂で一晩→キッチンシンクで熱湯、というやりかたで曲げてみる。

また、何枚もの板を一度にやるとうまくいかないのがわかったので、今回は二回に分けてみる。


おなじみの光景。シナベニヤ板4mmを一晩入浴させる。


前回うまくいかなかったシンクの排水口の蓋。上のオレンジのやつより下の排水口用金網にビニール袋を巻いたことのほうが、効果的だったようだ。


次々とお湯を沸かす!部屋が蒸し暑い!


この前作ったモールド(型)を用意する。結局、モールドをしっかり作るのがポイントのようだ。

自作ティンパニフレームドラムの製作:モールド(型)を作り直す
http://www.homemadeinstruments.kandamori.net/2017/01/blog-post_34.html



シンクに板を並べて熱湯をかける。今回はうまくお湯がたまった。


木材は80度から木の性質が曲がりやすく変わるという。65度!足りないが、ご家庭だから仕方がない。熱湯をかけた瞬間は100度近くは行っているだろう。

料理用の温度計が活躍!


曲げた!慎重にやらないと曲がらないで折れる。なかなかむづかしい。クランプの間隔の関係で、一番端を固定できないとわかった。しまった。本当なら一枚曲げたらそのまま一週間、放置したほうがいいと思う。

ちなみにこれは折れてる。


 二枚目。うまくいかなかった一枚目を犠牲にして、上にかぶせて、はじまで曲がるようにした。


三枚目。


やはり複数枚を一度にやると、このように段差のところで折れるので良くないようだ。


こっちも段差で折れてるな。上のクランプが届かない端も曲げられていない。


全体。いろいろ学ぶことはできた。このまま、一週間ほど乾燥させる。すると、この形のまま固まるので、外して、残りの板を曲げることにしよう。

あまりきれいな円形には完成しないだろうという予測ができた。ぜんぶで2周分くらいの板があるので、うまく曲がってるところをつなぐ計画。


排水口のオレンジの蓋は作ったのだがあまり意味がなかった。

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