ベンディングアイロンを使わないで板を曲げる方法|DIY
久しぶりに曲げてみた。締め太鼓かスネアドラムのどっちかを作る予定。どっちにでもいける。シェルを作るのだが、前回のウクレレと違って幅があるのでうまくいくか。板は3mmのシナベニア。
それにしても、わっぱ飯にしか見えない。こういう駅弁あるな。
珍しい風呂に入っているシナベニアの画像。風呂の残り湯に朝入れて、夜8時頃に曲げた。風呂から出した段階でかなり柔らかくなっている。細い板ならこれだけでいけるかも。
今回の方法。木材は温度と水分で曲がる。なので水を吸わせたら次は熱だ。調べると木材は80度から急に柔らかくなるそうだ。前回はスチームアイロンで曲げてみたが、今回は鍋にお湯を沸かして、洗面台の排水口を塞いで板にかけてつけてみた。
アラスカのシャーマンがこんな感じで曲げているのを動画でみたのでやってみた。排水口はフキンで塞いだが、いつもはすぐに詰まって流れなくなるのにこういうときに限って、なかなか詰まらない。なので、じわじわお湯が減る。
鍋に入れてぐらぐら煮ると一番いいのだが、そういう設備はないので、熱いのをかけてしばらくつけてから曲げる。
ミトンやペンチも用意していたのだが、曲げ始めるとそれどころじゃなくなり手で曲げる(急がないとどんどん硬くなる)。丸めたところでモーダル(型)がないと円にならないことに気づく。大慌てで丸いものを探してボールに合わせる。いきあたりばったりで、大急ぎなのでアドレナリンが出て面白かった。
円がゆがんでいる。
ネジでクランプをかけて微妙に円に近づけていく。ゆがんではいるがそれなりの円にはなった。モーダルだが、考えてみるとジャンベなんかに使う金属の輪で良いな。あれにクランプすれば済むことだった。次回はやってみよう。
それにしても、ちゃんと曲がるものだ。強度が必要なときはこれを三つくらい作って接着すればいいと思う。
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