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自作ティンパニフレームドラム
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自作ティンパニフレームドラムの製作である。まずはモールド(型)をダンボールで作る。これはなにかというと、茹でた板をこの型にそって曲げて固定するのである。
この前、締め太鼓を作った時は、モールドなどはいらないと思って、適当に鍋などでやろうとしたら、えらい苦労した。やはり、簡易なものでも適切なサイズのモールドは作ったほうがいいようだ。
自作締め太鼓
http://www.homemadeinstruments.kandamori.net/search/label/%E7%B7%A0%E3%82%81%E5%A4%AA%E9%BC%93
上が作ったモールド。まだ接着剤が乾いていない状態だ。それほど、厳格なものじゃなくてもいいと思うが、あまりはみ出してる部分はあとでカッターで削る。
自作フレームドラムだが、かれこれ構想5〜10年。頭の中で何度も設計図は作っていたのだが、昨年、ティンパニのヘッドを激安でヤクオクで購入できてしまい(500円くらい)、自作ティンパニフレームドラムを作ることになってしまった。
ティンパニなので直径が60センチくらい。でかい。フレームドラムは直径40センチくらいにしようと思っていたのだが、このへんの行き当たりばったりな路線変更が自作楽器のだいごみである。
ティンパニのヘッドが、今後格安で入手できる機会があるとは、思えないからな。ストレートにティンパニを作ろうとも一瞬、思ったが、置く場所がないのでやめた。フレームドラムにして壁にかけておこうと思う。
サイズが大きくなることで、構造上や音響上で問題点が多くなるのだが、それは今後、作りながらクリアーしていこう。
ティンパニのヘッド。
ダンボールにヘッドよりやや小さく円を描く。コンパスがどこかにあるはずだが、使おうと思うと見つからないのはこの世の定めだ。板と鉛筆とテープでコンパス状のものを作る。
まずは一枚切る。これをベースにして何枚も作る。
このために1年分くらいためていたダンボールの山。ようやくこれが片付けられるので、胸がすく思いがする。
木工用ボンドをつけてヘラで伸ばしてくっつける。
部屋にある重いものをのせる。今日はここまで。
この型を作る工程を何年間も頭の中でシミュレーションしていたのだ。それが目の前で現実化するとは、不思議な感覚がする。脳の動きとしてはデジャブの親戚の何かが起きていると思う。
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