続いてはみ出している部分をカンナなどでけづる。木口の固いところなどは、ヤスリが鬼オロシのようになってるやつでこすり落とす。それから、マスクをして紙ヤスリがけ。
クニィのほうは、『すでに面落としてヤスリがけしています』 というできあいのやつを安いので買って来たので紙ヤスリをかけなかったら、油が残ってるようでステインのしみ込みが悪くはじいた。手を抜かないでやはり、かけるべきだった。
ステインの用意。一年ぶりなのでなにがなんだかわからない。bonnyのACRYLIC WOOD STAINSの922 チェリーというやつを使った。家には色が茶色と少し違う茶色と黒しかないので、選ぶ余地はあまりない。
厚く塗って一分待ってから、布で拭いて余分なのを取る。乾くと耐水になり、たぶんしみ込まなくなるので続けて三回塗る。一回でいいらしいのだが、むらになったのと色が薄かったのだ。
ただステインの良いところは、しみ込み式なので濡れてる時は多少むらがあっても、しみ込む間に均等になって行く。
下の面を塗るのがむずかしい。
作業環境。乾かしているところ。30分くらいで表面は乾くが、ラッカーを塗るには一日乾かす。
ざっと乾いたので机の上に置いてながめる。色を濃くするといきなり高級感が出て来る。おもしろいものだ。白木もきれいなのだが。高い木はだいたい重くて色が濃いのだが、それの先入観があるのか。
クニィのブリッジのあたり。乾いたらむらがなくなり、意外と良い感じになって来た。
木製オーシャンドラム。医療器具と入れる箱とか、昆虫標本を入れる箱とか、そういうふんいきになった。注射器が入っていそう。取っ手はデザイン的にはいらないのだが、どうせぶらさげて収納するのと、乾燥させる時にどうやってぶらさげたらいいか、わからなかったのでつけた。
眺めて楽しむ。
(続く)